試験、そしてまた一から出直しだ!!今夜の日記は長いぜよ!
〜プログラマーへの道初級編〜
ふ〜、日記をこの何日間か書いてない・・
口だけかよ!ってことで、3日間分の日記を書こうと思う。
かな〜り長くなるな。
20日:GMO主催のコンテンツシステム講習会を受けに東京へ
親戚と企業について熱く語る
21日:横浜で頑張ってるヌナに会いに
22日:社員旅行で伊良湖へ
GMO主催のコンテンツシステム講習会では、インターネット上でPDFや電子ブックなどの知識を売るシステムについて習った。
正直、システム自体は実際見ていないので、深い部分は分からなかったが、気になる所は一応質問しておいた。
1.windows media playerの大きさを自由に変えられるか
2.windows media playerとFlashを連携させることは可能か。
3.お金を先払いし、時間制限を設けられるか
4.ストリーミングサーバー代金はいくらか
5.電子書籍は何ページまで作成可能か
簡潔に答えを書くと
1.大きさは自由に決めることが可能
2.連携可能
3.不可能。お金を先払いしたあと、期間を設けることは可能。時間単位は不可能とのこと。
4.1GBで1万円とのこと。但し、サーバーをもっと安くレンタルさせてくれる業者はいるとのこと。
5.重たくはなるが、いくらでも作成可能。
う〜ん、まあまあ自分が思ってたことには一致してるかな。
とりあえず、このシステムでしか出来ないっていうのであれば、一旦それで出来る方法を考えたほうがいいようだ。
色々なことをやりたいけど、技術がないからね・・・。
くっそ〜、もっと技術があれば・・。
いやいや、まだ始まったばかりだから、挑戦していかないと!
セミナーは1時間くらいで終わって、夜10時頃に東京にかれこれ7年くらい住んでいる親戚に会った。
ベンチャー通信という会社で取締役をやっているのだけれど、その人から色んな話を聞けた。
どうやって会社が利益を出しているのかとか、会社にどうやって営業をしにいくのかなど、かな〜り重要な話を聞いた。
この親戚は、年齢は25才なのにすでに取締役なのだから、僕との差がありすぎて正直「俺何やってんだろ」とか不安になった。
でもびっくり、なんとこの人でも、最初の7ヶ月間は一円も利益を上げれなかったらしい!!
こんなに話し方も上手なのに!
信じられなかった・・。社会とはなんて恐ろしいんだ。
でも同時に、安心もした。
この人ももがき苦しんで、努力をしてこの地位まで昇りつめた。
これが努力もなしに取締役になれたのだったら、きっとこんな起業についての会話も出なかったに違いない。
本当にいい話を聞けた。
次の日、今現在もがき苦しんでいるヌナ(お姉ちゃん)に会った。
東京のとある大きな会社で秘書をしているのだが、韓国から少し前に来たため、日本語が難しく業務に支障をきたしているとのこと。
久しぶりに会ってご飯を食べながら話始めると、ご飯もろくに食べずにこれまたノンストップで3時間ほど喋っていた。
そ〜と〜精神的に参っているのね。
ただ、このヌナかなりの努力家だし、視野が広い。
自分が思ってることをずばっと当てられたことは数知れず。羨ましい能力の持ち主です。
「韓国だったら余裕なのに」の言葉通り、ヌナなら日本でも出来る!
応援してますよ!
22日:
会社で勉強だけしている僕が、なぜか連れて行ってもらえた社員旅行。
そんな僕ですが、ある意味きっちり仕事はこなしました。
皆さんを唐辛子豊川店に呼んでの会食。
会社で勉強しつつ、唐辛子の営業もしていたような・・。やっぱり、うまいものはうまいので、自然と口から「唐辛子においでよ」ってこぼれ出ていたのでしょう。
社長や社員の方々も満足してくれて、一応は成功に終わった。
食べ終わったか食べてる途中か忘れたけど、社長が「今日姜君のアルバイト昇格試験を行うから」と、突然の死刑宣告を伝えてきた。
「え、今月末じゃないんですか?!」なんて思いながらも「はい」と。
う〜む、不安だ。
車の中で先輩に色々教えてもらったのだが、実は勉強範囲が違ったらしい。
実務的なものばかり勉強していたのだが、意味を答えろっていう質問が飛んできた。
ただ、実務を行うからには意味を知ってなきゃいけないんだけどね。
先輩に出来るだけ答えたのだが、すべてあやふやだと指摘された。
ま、まずい・・。
心に不安いっぱいのまま宿に着いた。
〜夜〜
宴会は大いに盛り上がり、プレゼント交換会やらいきなりの結婚報告会やらで、涙あり、笑いありのすごくいい会だった。
唐辛子を飛び出ての、初めての社員旅行を満喫した。
まあ、こんないい時間も長くは続かないもの。
あるいみ、え、それでいいんですか?!!という僕の試験が突然やってきた。
「これは余裕なのでは・・」なんて思いいざ始めると---------
ダメでしたね。
まあ、この突然の試験でダメだったからダメって訳じゃなく、ITに関して知識も技術もない自分に納得出来なかったし、まだこの段階でも色々な部分で迷いが生じていたのが敗因なのかもしれない。
社長もすごく優しいから、僕が「この会社で働かせてください!」ってわがままを押し通したら、もしかしたらもう少し会社に残してくれたのかもしれない。(あくまで僕の考えですけど)
でも、色んなことを考えてしまった。
今までお世話になったのに、もっとわがままを言っていいのか。
会社にとって必要な人ってどんな人なんだろう。
僕の目指してるものは何なのだろう、とか。
「どうしたいかは、姜君が決めること。」ってみんなに言われて、即座に決めかねて外で悩んだ。
残りたいって言うべきか、去るべきか。
本来決めかねる時点で決まってるんだけどね。
もしこれで去ったら、また一から出直しだ。どうしようかな。また家族に迷惑かけるな。
う〜〜〜〜〜ん・・・・・・・・。よし、決めた。
次の日、社長に伝えることにした。
「今までお世話になりました。来週から会社に行かないつもりでいます。今は勢いもついているし、これ以上会社に残っていたら迷惑になりますので。ただ、またもう1ヶ月間勉強して再チャレンジさせて下さい」と。
この1ヶ月間で勉強ももちろん、心の整理もしときたいと思う。
1ヶ月間勉強して、色々なことを知って、自分の進みたい道がどんな分野にあるのかということも、改めて考えなければならない。
この3週間、本当に色んなことを習った。技術だけじゃなくて、会社のあり方とか、雰囲気とか。
表面しか知りえなかったけど、すごくいい経験をさせてもらった。
最後に社長からすごくいい言葉を頂いた。
「若いうちはいろいろ悩んだりしながら、
一番良い道を選択すればいいと思う。
焦って決めて後悔するより、
試行錯誤する方がいいと思う。
どんなことにも動じないような決心ができたら、
その道をまっすぐ進む方が
一番近道じゃないかな。
フラフラ転職を繰り返して、
いい年になって最後は妥協したり、
いつまでも不安定な生活を送り続けるようなことにならないように。
勉強することも大変だけど、
勉強して身につけたことを
価値として生み出すことの方がもっと大変で、
勉強だけで苦しいと思うなら
やめた方がいいと思う。
勉強して身につけたスキルで
仕事をこなすだけなら簡単だけど、
発生するあらゆる問題を解決するのは難しい。
ほとんどの人は問題を問題だと愚痴るだけで
解決しようとしない。
問題を問題だと愚痴らず、
黙って解決できるような
強い力を身につけないと、
仕事に振り回されるだけだと思う。」
ありがとうございます。
社長には、まだまだ小さいことだけど、将来僕が何をやりたいのか伝えてあるし、だからこそこう言ってくれるのだと思う。
技術がなく、ただ夢を語ることは時として口だけの人間になることもある。
うわべだけの人生を送らないように、もっとしっかり考えて、勉強して、まっすぐ進みたいと思う。
それがここでなくとも、進まなければ。
P.S プログラマーへの道は終わりません。